異業種転職は難しい?異業種転職のコツ

  1. 建築・不動産転職BOXトップ
  2. ブログ一覧
  3. 異業種転職は難しい?異業種転職のコツ

異業種転職は難しい?異業種転職のコツ

転職を考えるときに新しいチャレンジとして異業種への転職を考える方も多いのではないでしょうか。
異業種への転職は、これまで努力してきたことと変わって、新しい領域への挑戦となるため、不安に思う方も少なくありません。
そこで異業種への転職の際に気を付けるべきことや、知っておいた方がいいことについてご紹介します。

異業種転職とは

そもそも異業種転職には2種類あるのをご存じでしょうか?
求人を探す際、業種・業界などから仕事を見ていくと思いますが、この‘‘業種‘‘と‘‘業界‘‘が同じなのか、異なっているのかがポイントとなります。

【異業種で同職種転職の場合】

業種・業界を変更し、職種は変更しないことを指します。
例えば、「保険の営業職から、不動産会社の営業職へ転職」というようなケースです。

【異業種かつ異職種転職の場合】
「福祉業界で介護職から、メーカの営業職への転職」のように、業種、業界、職種が全く異なるケースです。
これまで培ってきたスキルや、資格などを活かすことが難しい場合が多い為、転職のハードルは高くなります。

異業種転職メリット・デメリット

異業種転職メリット・デメリット
▼異業種転職のメリット

・やりたい仕事にチャレンジできる
・新たな経験やスキルを身に着けることができる
・年収や待遇の改善

異業種転職のメリットは何といっても「自分がやりたい仕事」に挑戦できる点です。
憧れの職業で働くことができることや、新たな挑戦として経験やスキルを身に着けることができます。
また、前職よりも給与水準が高い業界への転職をした場合は、前職よりも給与や待遇がよくなるばあいもあります。

▼異業種転職のデメリット

・採用のチャンスが減る
・イメージと違う可能性がある
・資格や業界に対しての知識を付ける必要がある
・給与が下がる可能性がある

中途採用の場合、企業は即戦力採用として求めている場合が多い為、異業種転職の場合は未経験となるためそもそも応募できない場合も多数あります。
また、実際に働いてみたら期待していた業務内容とは異なる場合や、思っていたよりも活躍できないといったギャップがある場合もあります。
さらに、未経験の場合は即戦力になるためには知識を身に着ける期間が必要なため、慣れるまでは前職を上回る給与がもらえない可能性もあるでしょう。

年代別異業種転職難易度

【20代の場合】

第二新卒求人がある20代は、未経験分野へ転職しやすい傾向にあります。
20代半ばまではポテンシャル採用など積極的にこれからの活躍に期待するような企業も多く、異業種への転職であっても成功しやすいといえます。

【30代の場合】
20代と比較すると、30代の求職者には即戦力を企業側は求めているため、異業種への未経験採用は少ないのが現状です。
そのため、完全なる異業種ではなく、これまでの経験や知識を活かすことができる企業を探すことがポイントとなります。

20代に比べ、30代では実務経験が評価の中心とんなるため、それぞれの採用条件を満たすことが出来れば、異業種への転職も成功しやすくなります。

【40代の場合】
40代での異業種への転職は容易ではありませんが、これまでのキャリアや経験を重視する企業からは人気があります。
異業種の経験やノウハウが生かせる場合、経験豊富な40代は企業としては強みにもなります。
自身のキャリアやスキルを必要とする企業とマッチすることが出来れば、異業種への転職は不可能ではありません。

異業種転職で失敗しないコツ

▼異業種に転職したい理由を明確にする

なぜ異業種への転職を決めたのか、必ず聞かれるポイントになります。
転職を後悔しないためには、自分自身の中で転職先が異業種でなければならない理由を明確にしましょう。
本当に転職必要なのか、やりたいことはどんなことなのか、適性はあるのかじっくり考えてみてください。
転職が当たり前になった現在ですが、やはり転職回数や経験できることには限度があるもの。
本当の自分の気持ちを一度整理してみてください。

▼活かせるスキル・経験を再確認する
異業種への転職であっても、次の仕事で活かせる知識やスキルがあるはずです。
「なぜその経験が転職先で活かせるのか」まで説明できるようにしておきましょう。

▼自分に足りないスキル・経験を分析する
アピールするポイントはもちろんのことですが、自分には何が足りていないのか分析することも重要です。
転職先で身に着けたいことや、入社するまでに勉強しておくべきことを再度確認しましょう。

【最後に】
20代の内は比較的異業種への転職もしやすいといえます。
現在の状況と、これからの将来を見極めることで後悔しない選択をしましょう。

新しいことに挑戦することは勇気がいりますが、将来の自分がよかったと思える選択ができるよう、業界への研究や、スキルを身に着けることを忘れないでください。