【職務経歴書】職務経歴書を作成しようと思ったらはじめにすること

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【職務経歴書】職務経歴書を作成しようと思ったらはじめにすること

職務経歴書とは??

職務経歴書とは??
企業に自分のことをアピールする情報の一つとして職務経歴書があります。
職務経歴書とはこれまでの業務経験や、そこで身に着けたスキルを記載した書類をいいます。
履歴書と同様に採用担当者は選考の参考にするため、転職活動には欠かせません。

◎履歴書と職務経歴書のそれぞれの役割の違い
履歴書と職務経歴書はそれぞれ役割が異なります。
そのため、企業側から特別に指示がなければ両方提出するのが一般的です。


▽履歴書
履歴書は、応募者の氏名や住所、学歴や職歴など、応募者の基本的なプロフィールを確認します。
フォーマット化されており、文具店やコンビニなどでも購入することができます。

▽職務経歴書
職務経歴書は、履歴書に加えてより詳しい情報を職務経歴を通じて、自身をアピールするための書類です。
身に着けたスキルや実績を具体的なエピソードや数字、等を用いて記載します。
また、職務経歴書には履歴書と異なりフォーマットがありませんが、「編年体形式」「逆編年体形式」「キャリア形式」で記載するのが一般的です。

自身の魅力を一番アピールすることが出来る形式を選択しましょう。

フォーマットの選び方

フォーマットの選び方
職務経歴書の形式は大きく分けて「編年体形式」「逆編年体形式」「キャリア形式」の3つに分かれます。
それぞれのフォーマットの特徴を抑えて、自分に合ったものを選びましょう。

【編年体形式】
業務経験を時系列に記す書式のことを言います。一番古い職歴から順に最新の職歴までを記載していきます。
自分のキャリアの成長や変遷が分かりやすいことや、長期にわたり同じ職種で働いてきた場合には、その一貫性をアピールできるものの、職歴が長い人は最近の経験やスキルが目立ちにくなってしまうため、社会人歴が比較的短い方にお勧めの形式です。

◎キャリアの一貫性が伝えやすい
◎職歴が短い人向け

【逆編年体形式】
その名の通り、先ほどの平年体形式と逆で経歴を逆時系列順(新しい順)に記載します。
最新の職歴から古い職歴までを記載します。
最も一般的な形式として用いられているため、迷ったらこちらにしておけば心配ありません。
特徴としては、最新の情報から記載するため、最近の経験やスキルが目立ちやすいです。
また、応募先の企業が最新の情報をすぐに確認できるため、評価しやすいという面があります。

最近の経験やスキルが応募するポジションに関連している場合は特におすすめとなります。

◎もっとも一般的な形式
◎転職回数が多くなく、直近の職歴が重要な人におすすめ

【キャリア形式】
職務経歴を時系列ではなく、業務経験や関わったプロジェクトなどの単位でまとめていく形式となります。
そのため、特定のスキルや実績を強調できるため、応募ポジションに合わせたアピールがしやすいのがポイントです。
仮に転職回数が多い場合であっても、一貫したスキルや実績を示すことができます。

◎複数の会社や複数の部門で経験を積んできた方にお勧め
◎専門性の高い職種に応募したい方

▼転職活動では直近のスキルや・能力が重要視される傾向にあるため、直近の業務内容や成果が目にはいりやすい「逆編年体形式」が最も一般的です。

経歴は全て伝えるのが原則ですが、履歴書にすべてを記載している場合には、職務経歴書に全てを書く必要はありません。
経験を活かすことが出来るかどうかが重要になるため、応募する企業で活かせる職歴を中心にアピールするとよいでしょう。
※経歴を偽ることは問題となってしまうため、履歴書・職務経歴書のどちらかには必ず記載するようにしましょう。

手書きとPCどちらで作成するべきか?

応募先の企業から指定がない場合には特にどちらでも構いません。
一番大切なのは採用担当者に見やすく、的確に自身の情報や経験、スキルや人柄をアピールすることが出来るかどうかです。
採用担当者は多くの履歴書や職務経歴書を見ています。
作成手段ではなく、内容にこだわって書類作成をすることであなたの魅力をアピールすることができます。

作成のポイント

作成のポイント
【職歴】
履歴書に記載する職歴には入社や退社の事実を情報として記載するものですが、
職務経歴書では、入退社の事実だけではなく、配属部署や担当した業務、実績など出来るだけ具体的にエピソードなども含めて記載することが重要です。

【資格】
これまでに取得した資格は、正式名称で記載します。
TOEICのように点数がある場合には点数も記載することがおすすめです。

また、現在取得に向けて勉強中の資格があれば記載しても問題ありません。
記入することで、意欲的に活動していることをアピールすることができます。

また、資格だけではなく、職務経歴書には応募する企業で活かすことが出来るスキルや経験があれば記載することもおすすめです。

【志望動機】
履歴書に志望動機を記載している場合には、職務経歴書には書かなくても問題はありません。
ただし、履歴書に書ききれず、詳細を伝えたい場合には、1分程度で読めるよう、250~300字程度で記載すると良いでしょう。
その際に、履歴書に「詳細については職務経歴書に記載」などと記載するよより親切です。

【自己PR】
職務経歴書は自身のスキルや意欲をアピールするためのものなので、自己PRは詳しく記載しましょう。
具体的なエピソードを交えながら、以下のポイントに基づいて記載すると効果的です。

◎具体的なエピソードも含めながら記載しましょう。
とはいってもやはり見やすさが非常に重要になってくるので、文章は短く。具体的かつ簡潔に記載しましょう。
段落ごとに改行して読みやすくするのもポイントです。

自己PRの内容としては、
▽具体的な実績 
  達成した成果や業績を具体的に示します。数字や具体例を用いると説得力が増します。
例:「営業成績を前年比20%向上させました」など。

▽強みやスキル
 自分の強みやスキルを具体的に記載します。専門知識、技術スキル、コミュニケーション能力、リーダーシップなど。
例:「プロジェクトマネジメントに優れ、チームを効果的にリードする能力があります」など。

▽仕事に対する姿勢 などを記載してみてください。
 仕事に対する姿勢や価値観を述べます。職務に対する情熱や責任感などをアピールします。
例:「常に新しい技術を学び続け、業務の効率化に努めています」など。

▽応募企業への貢献
 応募企業にどのように貢献できるかを具体的に記載します。企業への理解と意欲を示します。
例:「貴社のマーケティング戦略を強化し、売上拡大に貢献したいと考えています」など。


応募企業がどんな人物を求めているのかをよく見極め、自分はその企業でどのように貢献できるのかという部分をアピールできるようにしましょう。

最後に

いかがでしたか?
履歴書と職務経歴書を作成の際には採用担当者に読みやすく、アピールしたいことが伝わりやすいことが重要となります。
社会人経験が長い方や、転職回数が多い方は必然的に職務経歴書が長くなるため、強調する部分としない部分でバランスをみて作成していくことがおすすめです。

採用担当者に自分を最大限アピールできるよう作成のポイントを意識してみてくださいね♪